
高低差がないフラットな土地だし、造成費用もかからなそう!ここに決めた!
土地探しをしている時、念願のフラットな土地に出会い、私たちはそう確信していました。しかし、土地契約を済ませ、ウキウキで間取りを考えていた矢先、タマホームの営業さんから衝撃の一言を告げられました。

あの土地、下水の溝が浅すぎて、今のままでは排水できません。
+70万円かかります。
えっ?? 一瞬、耳を疑いました。契約後に判明したこの「下水の罠」の正体と、私たちが迫られた究極の2択について公開します。
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フラットな土地に潜んでいた「逆勾配」の盲点
私たちが選んだ土地は、一見すると何のトラブルもなさそうな綺麗な更地でした。しかし、大きな落とし穴がありました。それが「下水本管の深さ」です。
問題の正体: 土地側の排水溝の深さがわずか「27cm」しかありませんでした。
•何が起きるのか: 家から流す下水は、勾配(坂道)を利用して流します。しかし、土地が平らすぎて本管が浅いと、物理的に水が流れていかない「逆勾配」の状態になってしまうのです。
迫られた選択「70万円の機械(ポンプアップ)」か「長期優良住宅なし」か

この問題を解決するために提示されたのは、以下の2つの方法でした。
案①:ポンプアップ(機械)の設置【費用:約70万円】
地中にポンプを埋め込み、下水を機械の力で汲み上げて強制的に流す方法。
案②:基礎内に配管を通す【費用:追加なし】
通常は基礎の下(土の中)を通す配管を、あえて基礎の中(空洞部分)を通すことで高低差を稼ぐ方法です。
余談:知っておきたい!家づくりの用語解説
逆勾配(ぎゃくこうばい): 本来、下水は高いところから低いところへ流れますが、土地が平らすぎて本管の方が高くなってしまい、水が逆流しそうになる状態のこと。
ポンプアップ(排水ポンプ): 逆勾配を解決するために、一度タンクに水を溜め、電気の力で強制的に「汲み上げる」機械。設置に数十万、将来の交換にも数十万かかるのが一般的です。
基礎内配管(きそないはいかん): 通常は土の中に隠す配管を、あえて基礎(コンクリートの土台)の中に通すこと。高さを稼げるメリットがありますが、施工には高度な技術と点検のしやすさが求められます。
あひる家が出した結論
私たちは現場監督とも相談し、最終的に「基礎内を通す(案②)」方向で検討を進めました。
理由は、ポンプアップという「ブラックボックス」を地中に埋めるより、「点検口からいつでも確認・メンテナンスができる状態」にしておく方が、長期的なリスク管理として優れていると考えたからです。

後々youtubeにこの件を投稿したけど
「ポンプアップはやめておいて方がいい」というコメントを見てホッとした…
その他にも
「メンテナンス性を考えて基礎内配管にした。点検口から見える安心感がある。」
「将来の修理費用20〜30万円を考えたら基礎内一択だった」
などの意見もありました。
逆に、ポンプアップ派の意見として
「停電時は流せなくなるリスクがあるけど、万が一の漏水が怖いから機械にした」
「高低差がある地域では意外と一般的」
という声がありました。
僕らとしては長期優良住宅を取得できなくなるのは一見、損に見えましたが修理費用を考えたり、その時期になったら業者選定に時間を取られたり、災害時のリスク回避の目的もありました。
停電したらポンプが停止しトイレやお風呂の水が逆流してくる?
使えなくなる?という不安がありました。
長期優良住宅に関しては、取得していた場合としていなかった場合を比較したことがあるので今度ブログにまとめようと思います。
これから土地を買う人へ:契約前にここを見て!
フラットな土地を見つけた時は、テンションが上がって「更地代」だけで計算しがちです。
嬉しいですし、その先を想像しちゃいますよね。
でも、必ず不動産会社やメーカーにこれを確認してください。
1. 「下水本管の深さは十分ですか?」
2. 「自然勾配で排水できますか?」
「フラットだから安心」ではなく「フラットだからこそ水が流れないリスクがある」という視点を持つだけで、私のような70万円の衝撃を回避できるはずです。



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