
長期優良住宅は絶対にとったほうがいい!
家づくりをしていると、必ず耳にする言葉です。しかし、我が家は悩んだ末に、あえて長期優良住宅の取得を見送りました。
その結果、計算してみると、なんとトータルで「約70万円分」のメリットを逃していることが判明したのです…。
今回は、4,000万円のフルローンを組んだ我が家を例に、長期優良住宅の「取得あり」と「なし」で具体的にいくら差が出るのかをガチ計算してみました。これから取得を迷っている方の判断基準になるはずです。
長期優良住宅の「4大金銭メリット」をおさらい
まず、長期優良住宅を取得することで得られる大きなメリットを4つ整理します。
1. 住宅ローン控除の借入限度額アップ
2. 不動産取得税の控除額アップ
3. 固定資産税の減額期間の延長(3年→5年)
4. 国からの補助金(給付金)の増額
我が家(タマホーム・4,000万円ローン)の場合、これらが具体的にいくらになるのかシミュレーションしてみました。
【シミュレーション結果】「あり」と「なし」の圧倒的な差
シミュレーション結果
| 項目 | 差額(概算) |
| ※住宅ローン控除(10〜13年総額) | 約43万円(年間最大7万円) |
| 不動産取得税 | 0円(評価額により差がでなかった) |
| 固定資産税(5年間の軽減) | 約15万円 |
| こども未来住宅支援事業(当時) | 20万円(80万円と60万円) |
| 合計 | 78万円 |
加えて、長期優良住宅を取得するためには申請費用が必要になります。
当時のタマホームの場合、その費用は11万円でした。(この点だけ取得しない方が有利…)
ですが、
上の結果から取得費用(タマホームの場合約11万円)を引くと、差し引き約67万円(約70万円)の損をしている計算になります。
なぜ「70万円損」を承知で取得しなかったのか?
普通に考えれば、11万円払って70万円得するなら、やるべきですよね。
それでも私たちがやめたのには、おもに2つの懸念点がありました。
1. 「定期的なメンテナンス」の義務とコスト
長期優良住宅は、建てた後も「メンテナンス計画」に沿った維持管理が求められます。その点検費用や将来的なリフォーム義務が、未知数すぎてリスクだと感じました。
もちろん家をきれいに丈夫に保つためのメンテナンスですし、それをクリアしていくだけで家が長持ちするので良いと思う人もいると思います。
家を建てる際に調べましたが、どこまでの基準を求められて、それを維持するためにどれくらいの費用がかかるのかわかりませんでした。

疲れちゃって考えるのをやめちゃったよ笑
2. 控除額を使いきれないと思ったから
上の表でも補足しましたが、僕らの納税額では優遇された控除を生かしきれませんでした。
控除という面においては僕らにとって長期優良住宅というのが大きいメリットにはなり得ませんでした。人によってはここが大きいメリットになる人もいるとは思います。
3. ポンプアップを入れたくなかったから
1つ前のブログでも書いたように僕らの土地では勾配の影響でポンプアップを入れる可能性がありました。これをこれを入れないようにするためには基礎配管が必要でした。
ただ、それをやると長期優良住宅を取得できなくなるというデメリットがありました…
詳しくはこちらを見てみてね!
まとめ:長期優良住宅は「全員」にとって正解ではない
私たちの計算では70万円の差が出ましたが、これは建てる時期や年収、借入額によって大きく変わります。
• 取るべき人: 収入が高く、住宅ローン控除をフルで活用できる人。補助金を最大限活用したい人。
• 慎重になるべき人: 将来のメンテナンスコストに縛られたくない人。
家づくりにおいて「損得」は大切ですが、それ以上に「自分たちが納得できる暮らしのバランス」を大切にしたいと考えた結果の決断でした。
おまけ:住宅ローン取得すべきかチェックリスト
| 質問項目 | YES | NO |
|---|---|---|
| 【税金】夫婦の合計所得税、住民税は年間40万円以上である | □ | □ |
| 【ローン】4000万円以上の住宅ローンを組む予定である | □ | □ |
| 【補助金】国の補助金(子育て支援など)を最大限もらいたい | □ | □ |
| 【将来】将来、この家を売却したり、住み替えたりする可能性がある | □ | □ |
| 【性格】メンテナンスはプロに言われた通り、きっちり計画的にやりたい | □ | □ |
| 【安心】「国が認めた家」というステータスが精神的な安定につながる | □ | □ |

ちなみに我が家は2個だけでした!
どっちかというと取得しない方がいい寄りだったので、取得しないことに対してそんなに迷いませんでした…笑




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